コンビニエンスストアが登場して約40年。
それなり以上の進化拡大と発展を遂げている一方、初期の便利さのような、
ありがたさをを、最近実感しないのは、なぜでしょうか?
「24時間何時でも買い物が出来る利便性と安心」実はこのシステムが、
当時の大ヒット商品だったのです。
それが証拠に、スーパーでなら選んで買ったインスタントラーメンも
コンビニでは迷わず、買えるものを、それも定価で買っていました。
創業時の「利便性の高い販売システム」を、再度、販売できないでしょうか?
「24時間」と言うコンテンツに変わる、新しいサービスコンテンツを考えましょう。
1 タイムマーケティングの実施
24時間開いていることは分かっていますが、再認識のために
時間限定の商品が必要です。
朝、昼、夕方、夜、深夜など、時間を限定することで、24時間が
明確になります。
2 健康コンテンツの提供
健康のために食を考える動きがこんなに活発なのに、コンビニには
そのサービスがありません。
必要な時にいつでも行ける利便性は、近隣住民の健康を支えられます。
ドラッグストアは病気を治す利便性なら、コンビニは病気を
予防する利便性の提供が可能です。
3 コンテンツショップ
プレミアム、ビューティー、ギフト、エコロジーなど
コンテンツを特化したプレゼンテーションショップが必要です。
4 家庭弁当の定額定期販売
選べる便利さは、裏返すと選ばなくても良い便利さに繋がります。
母親が作ってくれた食事を毎日コンビニへ摂りに行く感じです。
月極めの定額制で、食事の心配から開放できるのはコンビニです。
5 コンビニ便
コンビニに預け、コンビニで受け取る宅配便です。
特定の店の近くの名物を取り寄せたり、東京のお菓子を
地方で買うのに便利です。
不在票の入る心配が無いのがありがたいです。
6 もっとキレイな店舗
今時、高さ調節の出来るスチール棚で商品展示は如何なものでしょうか?
利便性の提供と店舗のキレイさはリンクしますし、何よりそれが、
顧客満足に直結しています。
コンビニの競争が数の論理から離れ、顧客サービス論議の盛んになることを
期待しています。
コンビニへ行ってあれを買おう!と思える、オリジナル商品が欲しいです。
小売業の原点は、商品を販売すると言うその行為へのプロフィットですから。